Blogブログ

2023/09/08 22:33

2色以上の紐色を使用する場合、似通った色味のものをお選びいただくとあまり色差が感じられなくなり、1色で制作したように見えてしまうことがあります。
グラデーションできれいな色味にしたい!と思っても、うまくいかないこともあります。
今回は、制作してみないとわからない部分についてご案内していきたいと思います。


例えば
 ・ゴールドブラウン×テディベア(ブラウン系)
 ・コーヒーブラウン×テディベア(ブラウン系)
 ・ピーコックグリーン×ターコイズブルー(グリーン系)
 ・インディゴブルー×コバルトブルー(ブルー系)
 ・ボルドー×ワインレッド(レッド系)
などなど…


以下の画像の作品(自分用のブレスレットです。販売中のものとは少しデザインが違いますのでセミオーダーは不可)

紐色は上の一例にもある「ピーコックグリーン×ターコイズブルー」です。
矢印部分などにターコイズブルーが出ているのですがピーコックグリーンの紐色に埋もれてしまい、ほぼ単色に見えてしまっています。

例外はありますが、色選びの際は「色見本一覧の一つ飛ばし程度」が、同化することなくお楽しみいただける色差かと思います。
 例)
 ・ゴールドブラウン×キャラメル(ブラウン系)
 ・コーヒーブラウン×ゴールドブラウン(ブラウン系)
 ・ピーコックグリーン×ピスタチオ(グリーン系)
 ・インディゴブルー×ターコイズブルー(ブルー系)
 ・ボルドー×オールドローズ(レッド系)

もちろん、その微妙な色差が好み!という方もいらっしゃると思いますので、お好みでご依頼ください。


また、
 ・コーヒーブラウン
 ・ピーコックグリーン
 ・インディゴブルー
 ・ボルドー
など、やや濃いめの紐色は、最終仕上げをすると思った以上に暗い色になりますので、紐色選びの際には頭の片隅に入れておいていただけると助かります。


そしてもう一点。
しっかりと結びあげたいわゆる「マクラメ編み」部分と「四つ編み」部分の紐色では、同じ紐色を使用しても色差が出てしまいます。

以下の画像はブレスレットでの一例です。
同じ紐色を使用しているのですが、色味と明度が違うのが確認いただけると思います。
ネックレスの場合では、ネックレストップの装飾部分と首紐の部分で色差が感じられることがございます。
いずれも場合も「仕様」となってしまいますこと、ご理解いただきますようお願い申し上げます。